振袖に上着は必要?

振袖に上着は必要?

振袖は、袖の長さが長いものだと、110cmほどあります。
この長さの袖をうまく収められる上着というのは、専用の和装コートや道行などしかありません。
ただし、振袖は日常から来てあるくものではありません。
また、コートなどは、季節によっても素材などを変える必要があるため、職業柄振袖を頻繁に着る必要のある方で、移動の手段が電車やバスなど、公的機関に乗らなければならない方だけが、あつらえたり、購入したりすると思っていたらよいのではないでしょうか。
ですので、成人式や卒業式といった、とても寒い季節でも、ショールや襟巻のみでみなさんお過ごしなのです。
また、振袖をレンタルされるときも、ほとんどの会社は、コートや道結いをおすすめしません。
そういったものの、用意がないところがほとんどです。
本当は、コートや道行などで、着物を守って、目的地までゆきたいところですね。
電車などでは、どういった不測の事態が起こるかわかりませんから。

振袖と帯の関係。

振袖のように、未婚女性の最高礼装にあたるものには、着物以外のものにも同じような格式が求められます。
振袖に合わせて良いとされているのは、留袖と同じように丸帯です。
しかし、現在実際には、袋帯を使用することが9割ほどになっているようです。
振袖を着るときには、ほとんどの場合が太鼓結びではなく、変わり結びをすることが多いです。
そのためには、ある程度の硬さと長さが必要になります。
また、豪華な振袖には、錦糸銀糸などの錦の糸を使用したものを使いますので、おのずと重みもでてきます。
和装の教則本などには、正式には丸帯を合わせると書いてあることが多いのですが、絶対にそうでなくてはいけないという意味ではなく、現代に合わせて柔軟に対応するのが、現代人の知恵だと感じています。
ただし、名古屋はやはり、あわせてはいけません。
どんなに華やかな柄行と生地であろうとも、着物との格が違うので、柔軟な対応を超えたものになってしまいます。